イコノテク・プロジェクトは3年計画で、昨年度(平成10年3月31日まで)はまず永年資料館の収蔵庫に眠っていた民俗資料の目を覚ますことからはじまります。資料館は大正13年に建てられた木造洋風建物である滝部小学校を利用した建物で、現在山口県有形文化財に指定されています。 ここに寄贈されている郷土民俗資料は地域の方々が自発的に自分達の手によって長年に亘り収集した、専門家や研究者の手を通 していない、いわばダイヤモンドの原石のようなものです。

まず資料を資料館資料整理室(以下「整理室」)に搬出し、クリーニングをおこない、整理分類表に従い資料を分けます。次に分類が終わったものから写 真撮影し、聞き書き調査および資料計測をおこないます。その一方で資料を映像に順次取り込んでいきます。出来た資料はデータベース化されイコノテクのホームページから展示公開するようになります。 そしてこれら一連の作業を地域住民参加によるボランティア作業によっておこなっていきます。